茨城県水戸市在住、IT企業勤務のO.Kさんの症例 ①
こんにちは!
本日もご予約、お問合せをお待ちしております!
今回の投稿も以前Instagramで投稿した内容をまとめたものになります。
最新記事はInstagramにて更新していますので、そちらをご覧になってください!
茨城県水戸市在住、IT企業勤務のO.Kさんの症例です。
【ご来院、インソール作製のきっかけ】
1.左足首の外返し捻挫の治療
2.中腰、立ち膝から膝を伸ばす時に左膝膝窩部に痛みがある(正座や胡座でも)
3.バスケや、ランニングパフォーマンスアップ
左足首の外返し捻挫は2020年10月ごろに受傷したらしく、ランニングやバスケットボールをやった後に痛みがあるそうです。
現在は、筋トレと社会人バスケットボールとサーフィンをされているそうです。
ボディビル大会に出るほどの実力の方です!
オーダーメイドインソールを使用すれば、力を効率よく伝達できるようになるため、筋トレの質も向上します!
最後に補足で簡単にまとめてみました。
【足部診察】
まず、足を診察して気づいたのは、内反小趾が進行していました!
O.Kさんの場合、内反小趾+浮指になっていたので尚悪い状態でした。
今までは、サイズの大きい靴を履いていたようなので、ピッタリのサイズの靴を履いてインソールを入れないと治療結果が出ないことをお伝えして新しいバスケットシューズも買っていただきました。
その上でオーダーメイドインソールを作製しました。
幸い、外反母趾にはなっていませんでしたが、このまま放置すると発症してしまう可能性が高い状態でした。
ですので、一番は左右の内反小趾を治す、そして左右の外反母趾を抑制する様にインソールを作製しました。
内反小趾になると、痛みはありませんが普段生活やスポーツをされているときにサイド方向に踏ん張りが効かなくなるので、転倒や捻挫の危険性が高くなります。
スポーツにおいてはパフォーマンス低下に繋がります。
浮指になると、地面を掴んで前に進む力(推進力)が減りますので、足の速さに直結します。
トータルで足を速くするためには、浮指は必ず治さなければなりません。
※浮指とは、足指が地面に付いてない状態を言います。
※内反小趾とは、足の小指が薬指側に曲がってしまう変形のことです。所説ありますが、定義は10°以上です。
【立位分析 ~片足立ち~】
1、右足
まず、右足の片足立ちからです。
左側の画像インソール製作前では、外側に体重がかかっていて、バランスをとるために体軸をかなり傾けています。
これだと歩くときは勿論、立っているだけで前脛骨筋や短腓骨筋に疲労が溜まってしまいます。
右側の画像はインソール製作後のものです。
体軸が踵の中心を通るようになり、身体を傾けなくてもバランスをとれるようになりました!
元々、右足で立つときは肩甲骨の位置も骨盤の位置も悪くはなかったので、右側はかなりいいですね!
問診時に聞いた通り、問題は左側にありそうです。
2、左足
次は左足の片足立ちです。
左側の画像はインソール作製前では、右の肩甲骨が下がり、右の骨盤が上がっています。
骨盤の傾斜角もきついので、問診通り左側が体に悪い影響を与えているようです。
異常に身体が内側に倒れてきています。
捻挫も、内くるぶし付近を受傷する「外返し捻挫」なのも頷けます。
※外返し捻挫とは…足部が回内傾向にある方が受傷しやすく、みなさんがよく受傷する「内返し捻挫」よりも重症化しやすい危険な捻挫です。
骨折になることも多く、捻挫か骨折か注意して鑑別しなければなりません。
右側の画像はインソール製作後のものです。
肩甲骨、骨盤は以前より角度が緩くなり、水平に近づきました!
外側に重心が移動し、体軸が踵の中心に近づきました!
この後、歩行でトータルバランスを調整していきます。
他のオーダーメイドインソールを作製しているお店では、スタティック(立位静止状態)のみで調整していますが、アイ フットケアインソールではスタティック(立位静止状態)とダイナミック(歩行状態)のトータルで調整しますので、より正確に合わせることが可能なのです
※だいたい、スタティック(立位静止状態)のみで合わせようとすると失敗します。ダイナミック(歩行状態)だと予測と違う動きをする場合がありますので。
【歩行分析】
1、インソール作製前
こちらはインソール作製前の動画です。
どちらの足も接地期は回外しますが、立脚中期~推進期に回内してきます。
右の骨盤が後方回旋、左の骨盤が前方回旋していますので左右の蹴りの強さが違うのがわかります。
左の方が蹴りが弱く、左右均等にしなければなりません。
歩行時、左足に体重がかかっているときの体軸のブレがあります。
やはり、全体的に左側に問題があります。
今は外反母趾ではないですが、今後の筋力低下が要因で外反母趾になってしまう確率が高いので、内反小趾の治療と外反母趾抑制に重点をおいて作製します。
そして、左足首の「外返し捻挫」が運動時に痛まないように、捻挫が再発しないように気を付けて作製します。
2、インソール作製後
こちらはインソール製作後の動画です。
まず、片足立ちのバランスが格段に向上しましたね!
元々運動神経の良い方はすぐに効果が出やすいです。
歩行では、歩行時の右への横ブレもなくなりました!
特に左足の回内がかなり抑えられたことがわかります。
骨盤の回旋の左右差も無くなり、歩行が安定しました!
この時点では横アーチ部分のパーツを付けていないので、歩幅や推進力に関しては改善点がたくさんありますが、その調整は次回とします。
とりあえず、これで様子を見てもらうことになりました!
~補足~
【オーダーメイドインソールで筋トレ効率は上がるのか?】
O.Kさんは趣味で筋トレもされるということなのでお伝えしましたが、結論から言うと筋トレ効率は上がります。
なぜなのかというと、スクワットやデッドリフトなど足が地面についていないとできない競技は怪我をしないため、効率よく筋トレするために姿勢を重視しますよね?
姿勢を重視するにはまずバランスが良くなければ、良い姿勢をキープできないのです。
良い姿勢をキープできないと、怪我の原因になりトレーニングができない期間ができてしまったり、効かせたくない筋肉にまで力が入ってしまい、筋トレの効率が落ちてしまうのです。
では上半身の筋トレ効率は変わらないのか?
そんなことはなく、上半身のトレーニングにも効果があります。
オーダーメイドインソールで足元が整えば、骨盤の位置や肩甲骨の位置が均等になるのは理解できますよね?
骨盤や肩甲骨の位置が正しくなれば、筋肉の長さも均等に近くなり、力を込めた際に発揮される筋肉の仕事量も均等になりやすいのです。
なので、片方ばかり筋肥大が起こってしまうことも防ぎやすくなります。
姿勢も良くなるので効かせたい筋肉にも効率よく効かせることができますしね!
当院はリロクラブ提携店であり、入会者から2親等までは福利厚生を利用してインソールを作製したり、各種治療を受けられます!
「アイフットケアインソール」は、茨城県大洗町でオーダーメイドインソールを作製しております。
足や身体にお悩みの方、スポーツパフォーマンス向上を目指している方は気軽に相談してください!
専門的にはサッカー、フットサル、ラグビー、陸上競技ですが、靴を履くスポーツなら全て対応できます。
当院ではインソール作製だけでなく、患者様それぞれに合った靴の選び方・正しい履き方も指導しております。
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アクセス→鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」より徒歩約5分
水戸大洗ICから約10分(駐車場あり)
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